ひるね式ぬりえ教室でした

地元大阪市の児童福祉施設で毎月おこなっているぬりえ教室でした。
教室の前日、友人にリンゴをもらいました。
事務所にあったスーパーの特売で買ったものに比べて、とても香りがよくみずみずしいリンゴでした。
これはいい教材になるのでは、と思ったので、予定を変更して、今回はリンゴの絵を描きました!
子供達の前に置かれたふたつのリンゴ。
じっさいに触ったり、匂いをかいだり、虫眼鏡で見つめたり。
リンゴのどこら辺に光があたっているかな?
どこら辺に陰がさしているかな?
リンゴの皮の色は、赤以外にどんな色がまざっているかな?
上のほうと下のほうは同じ色かな?
リンゴが赤一色ではないことに気づいてくれた子供達。
色鉛筆をじっと見つめて色を選んでいました。
子供には難しい題材だったかと思ったけど、みんな思い思いに、色選びに悩み、紙の上に形を出すことに集中していました。

相手が子供でも、こちらがちゃんと教えればちゃんと伝わるし、ちゃんと指導すればちゃんと自分の足りないところ、よいところを認識してくれる。
そのことを実感した今回の教室でした。
「みんなが今やっていることはね、美術の大学でやっていることと同じなんだよ」と言うと、とても嬉しそうな誇らしげな表情を浮かべていました。
わたしも嬉しいです。
やったね!
\(^o^)/
2014年09月28日 *23:22│Comments(1)
この記事へのコメント
1. Posted by まいまい 2014年09月30日 13:59
子どもって、わがままとか勝手とかいうけれど、本当は一番素直で美しい。
だから、言えばわかるし、ちゃんと教えればやってくれる。
それを放棄しているのは、この大人なんだ。
ひるねさんがやっていることの素晴らしさをしみじみ感じてます。
これからも頑張ってくださいね。
だから、言えばわかるし、ちゃんと教えればやってくれる。
それを放棄しているのは、この大人なんだ。
ひるねさんがやっていることの素晴らしさをしみじみ感じてます。
これからも頑張ってくださいね。