鳥のはなし
しもう
寄付つき羽ボールペンに使ってくださいとご提供いただきました。
カラスの羽って美しいなあ。
画像はハシブトガラスの翼角。
うつくしい……
そしてこれ!
カラスのどこの羽だと思いますか?
これは嘴毛(しもう)といって上クチバシの鼻腔の辺りの羽です。
画像の赤丸の部分です。
名前には「毛」とついていますが、よく見るとちゃんと「羽」になっています。
今回ご提供いただいたのは落鳥個体からなのですが、カラスは嘴毛がとても立派なのでリクエストして抜いてもらいました。
カラスの嘴毛ボールペンなんて素敵じゃないですか???
2022年04月02日 *10:27│Comments(0)
めき
鳥類標識調査中のひとこま。
顔じゅう花粉にまみれてアイリングが真っ黄色のメジロ。
これじゃ「メジロ」じゃなくて「メキ」ですね。
鼻のあなにも花粉がびっしりつまっています。
鳥類標識調査は国の調査で、環境省が山階鳥類研究所に委託している事業です。
十分な修行を積んだのち、鳥類の識別について十分な知識を持ち野鳥を安全に捕獲して放鳥する技術を身につけていることを認定された鳥類標識調査員によって行われています。
2022年03月20日 *11:26│Comments(0)
はね
羽の分類・洗浄・消毒・整形で一日が終わってしまいそう。
けっこう時間がかかるんだな。
画像はカワセミの羽。うつくしいねえ。
羽ペン何本か作れそう。
名古屋、岡山、阿倍野の催事にそれぞれ数本ずつ出せると思います。
けっこう時間がかかるんだな。
画像はカワセミの羽。うつくしいねえ。
羽ペン何本か作れそう。
名古屋、岡山、阿倍野の催事にそれぞれ数本ずつ出せると思います。
2022年03月15日 *16:33│Comments(0)
ねんないさいごの
年内最後の標識調査でした(私は補佐)。
今年は四月から毎月同じ場所での調査という初めての経験をしました。鳥だけでなく風や樹々やほかの生き物たちに季節の移ろいを感じた九ヶ月。すでに作品づくりにも現れ始めている気がします。
調査は来年も続きます。賄いメニューも増やしたいな(そっちか)。
今年は四月から毎月同じ場所での調査という初めての経験をしました。鳥だけでなく風や樹々やほかの生き物たちに季節の移ろいを感じた九ヶ月。すでに作品づくりにも現れ始めている気がします。
調査は来年も続きます。賄いメニューも増やしたいな(そっちか)。
2021年12月21日 *12:57│Comments(0)
めじろのめ
メジロは目の周りの白い羽毛(アイリング)が特徴で、名前の由来にもなっています。
ですがこのアイリング、よく見るとリング状ではなく「C」の字のような形状をしています。
アイリングが輪でないところと虹彩(黒目の周り)が薄いところがこの鳥の顔つきをシャープにしているように見えます。
ですがこのアイリング、よく見るとリング状ではなく「C」の字のような形状をしています。
アイリングが輪でないところと虹彩(黒目の周り)が薄いところがこの鳥の顔つきをシャープにしているように見えます。
2021年10月10日 *14:20│Comments(0)
しえんとっき
モズは肉食の鳥です。
ちいさなカラダで小型哺乳類や小鳥なども狩ります。
モズのクチバシには先端近くに嘴縁突起(しえんとっき)と呼ばれるカギ状の出っ張りがあり、これで肉をちぎります。
嘴縁突起は骨ではなくタンパク質でできているのでモズの骨格標本にはこの嘴縁突起はありません。
ちいさなカラダで小型哺乳類や小鳥なども狩ります。
モズのクチバシには先端近くに嘴縁突起(しえんとっき)と呼ばれるカギ状の出っ張りがあり、これで肉をちぎります。
嘴縁突起は骨ではなくタンパク質でできているのでモズの骨格標本にはこの嘴縁突起はありません。
2021年10月06日 *14:21│Comments(0)